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動的質問合成に基づくオブジェクトベースの文書インタフェースに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06780356
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 情報システム学(含情報図書館学)
研究機関奈良先端科学技術大学院大学

研究代表者

吉川 正俊  奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教授 (30182736)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード動的質問合成 / オブジェクト指向データベース / 利用者インタフェース
研究概要

本研究では、文書中のキーワードとなる文字列の内包的な意味をデータベースに対する質問によって、また外延的な意味をその質問結果であるデータベースオブジェクト集合によって表現することにより、文字列が表現する実世界の実体(集合)をデータベースにより統一的に管理するシステムを設計し、そのシステムおよび利用者インタフェースを商用オブジェクト指向DBMS上で実験開発した。
1.システムの基本設計のための理論的考察を進めた。質問部品辞書のモデル化とその構造設計に対して理論的考察を行なった。辞書に登録する質問文の能力の解析を容易にするため、オブジェクトデータベース言語ObaseLangの開発を行なった。質問部品の最適な分解単位に関する解析を行ない、質問部品の動的合成アルゴリズムを確立し、これらのアルゴリズムをSQLを対象とするものに変換した。質問間の類似度や距離の概念を提案し、利用者によって指定された質問に類似する質問を提示する機構を与えた。
2.現有のワークステーションおよびその上で稼働している商用オボジェクト指向DBMS上に本システムのカーネル部を開発しその有効性を確認した。利用者が、Tcl/Tkで開発したインタフェースを通じて疑似自然言語の文字列を入力することにより、対応するSQL文を自動合成し検索結果を利用者インタフェースシステムを利用して表示する機能を実現する。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 吉川正俊: "ObaseLang:柔軟な構文と拡張経路式を持つオブジェクトデータベース言語" 情報処理学会論文誌. 36(発表予定). (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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