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Ca^<2+>/カルモデュリン依存性プロテインキナーゼIIの分子的多様性の解析

研究課題

研究課題/領域番号 06780493
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 機能生物化学
研究機関旭川医科大学

研究代表者

竹内 昌之  旭川医科大学, 医学部, 助手 (40226999)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1994年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードプロテインキナーゼ / カルシウムイオン / カルモデュリン / アイソザイム
研究概要

Ca^<2+>/カルモデュリン依存性プロテインキナーゼII(キナーゼII)の分子的多様性を解析するために、ウサギの肝臓から抽出したRNAを試料に用いて、逆転写酵素によりcDNAを作製し、RT-PCR法により、キナーゼIIγタイプのアイソフォームの解析を行った。
アイソフォーム間で変化している領域である、D-領域に関して、その5'上流側、3'下流側、及び、D-領域内部の塩基配列に対応する合成オリゴヌクレオチドを、プライマーに用いて、PCR法で解析した。D-領域の5'上流側と3'下流側の合成オリゴヌクレオチドを、プライマーに用いて、D-領域全体を増幅したところ、ポリアクリルアミドゲル電気泳動で、161bpと230bpの2本のバンドが検出された。この2種類のDNA断片の塩基配列を解析し、これらが、アイソフォームγ'1、γ'2であることが確認された。5'上流側とD2a領域内部の合成オリゴヌクレオチドを、プライマーにして、PCR法を行ったところ、110bpのDNA断片が検出された。また、D2a領域内部と3'下流側の合成オリゴヌクレオチドのプライマーの組合せで、PCR法によりDNA断片を増幅すると。108bpと177bpのDNA断片が検出された。これらのDNA断片の塩基配列を解析した結果、新規のアイソフォームとして、γ'3、γ'4の2種類を発見した。
更に、遺伝子上でのD2a領域とD2b領域の配列順序を決定するために、この2種類の領域内部の塩基配列に対応する合成オリゴヌクレオチドを、プライマーに用いて、ウサギの染色体DNAについて、PCR法で解析した。その結果、2つの領域はイントロンで隔てられた独立したエクソンとして存在しており、D2a領域が5'上流側にD2b領域が3'下流側に位置することが判明した。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Masayuki Takeuchi: "Coutact Transfer Method:DNA Transfer from Polyacrylamide Gd" Analytical Biochemistry. 224. 611-612 (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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