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年金資産の受託運用をめぐる信託と生保の競合に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06803011
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 商学
研究機関龍谷大学

研究代表者

井口 富夫  龍谷大学, 経済学部, 教授 (70113115)

研究期間 (年度) 1994 – 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1995年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1994年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード規制緩和 / 年金 / 生命保険 / 信託 / 受託運用
研究概要

本研究の目的は、人口の高齢化につれて、年金問題が大きな社会問題として注目されている現在、年金資産の受託運用機関である信託と生保について、年金市場、とりわけ厚生年金基金保険市場における競争の実態を検討することにより、今後の政策運営のためのインプリケーションを提示することであった。
研究期間は2か年であり、実施した研究から得られた成果は以下のようである。
1.年金業務と年金資産の運用に関して、生保会社に比べ、信託銀行が主要な役割を演じている
2.生保会社も信託銀行も、所属企業集団と深く係わりながら、年金業務と年金資産の運用を行なっている。
3.生保会社は、保険取引(年金業務)と金融取引(資産運用業務)を関連させながら、統一的な事業運営を行なっている。
4.企業集団に属する生保会社の行動は、経済合理性から説明できる部分が小さく、集団による影響を深く受けているようである。
企業集団の再編が激しい中で今後、年金問題を考える際には、集団との係わりを深く検討することが、重要になると思われる。

報告書

(3件)
  • 1995 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 井口富夫: "厚生年金基金をめぐる生保と信託の競争"龍谷大学経済学論集. 37(予定). (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] IGUCHI, TOMIO: "The Competition among the Trust Banks and Life Insurance Companies in the Japanese Pension Market"RYUKOKU JOURNAL OF ECONOMIC STUDIES. 37. (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1995 研究成果報告書概要

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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