研究課題/領域番号 |
06805045
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
交通工学・国土計画
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研究機関 | 中部大学 |
研究代表者 |
磯部 友彦 中部大学, 工学部, 助教授 (40135330)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1995年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1994年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 交通行動調査 / 自動車同乗交通 / パークアンドライド / キスアンドライド / 交通行動分析 / 世帯類型 / 自動車同乗交通行動 / パーソントリップ調査 / 相乗り交通 / 送迎交通 |
研究概要 |
1.研究の目的 自動車同乗交通とは、ある人がその他の人の運転する自動車に乗せてもらい、何らかの交通行動を行うことである。本年度は、中学生以上の人に通勤・通学時における交通手段を調査した。対象地域は、愛知県の春日井市、小牧市で、一個建て住宅居住する256世帯を調査した。分析は、全ての交通手段に対する自動車同乗交通利用の比率等の分析と、世帯内における利用形態の分析を行った。 2.全ての交通手段における自動車同乗交通利用分析 通勤・通学時に自動車同乗交通を利用する方法は、(1)自宅近くの駅まで自動車に同乗し、その後鉄道を利用するもの、(2)直接職場、学校まで同乗するものに大別できる。しかし、同乗交通は常時利用できるものとは限らない。そこで、通常利用する交通手段と2番目に利用する交通手段の双方を回答していただいた。よって、(1)と(2)の方法を組み合わせると4つの形態に分類し、分析した。 3.世帯内における自動車同乗交通利用分析 世帯のライフサイクルステージ別に同乗交通の実施比率を集計すると、中学生や高校生の子供のいる世帯で多くなっている。また、そのときの運転は、母親(世帯主の妻)が行っている場合が非常に多い。 4.まとめ 同乗交通は、常時利用しない人でも2番目に利用する交通手段との認識が強く、また、その時の運転は世帯主の妻が担当する場合が多い。このことから、利用交通手段選択の際には、世帯の特性も考慮すべきである事がわかった。
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