研究課題/領域番号 |
06808005
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
家政学
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研究機関 | 中村学園短期大学 |
研究代表者 |
三成 由美 中村学園短期大学, 家政科, 講師 (60239324)
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研究分担者 |
徳井 教孝 産業医科大学, 産業生態科学研究所, 講師 (50207544)
楠木 喜久枝 (楠 喜久枝) 中村学園大学, 食物栄養学科, 教授 (80069765)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1995年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1994年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | 在宅要介護高齢者 / 給食サービス / ヘルパー教育 / 評価 / QOL / 高齢者 / ホームヘルパー / 健康教育 |
研究概要 |
平成7年度の研究結果は下記の通りである。 1.ホームヘルプ協力員を対象とした食事介護研修プログラムの評価 高齢者の食事ニーズに対応できる給食サービスシステムを確立し、今後より良い研修プログラムを作成するために、これまで実施した食事介護研修プログラムの評価を行った。 今までの研修プログラム内容を受けた群と今までの研修プログラムに新しく開発した内容を考慮したプログラム、すなわち高齢者の食事ニーズ、ホームヘルプ協力員の悩み等を考慮して作成したプログラムで研修を受けた群では1回の研修会においても、新しいプログラムを受けた群の方が悩みの保有割合が減少した項目が多かった。 このようなプログラムを複数回実施することで、より効果が上がる可能性があることが示唆された。 2.給食サービスモデル地区の高齢者の食生活調査 給食サービス事業の食事は栄養機能、味覚機能、体調節機能あどを維持しながら精神的な豊かさを満たす社会的機能が必要であり、QOLを高めることが重要である。給食の配食サービスを受ける前と後で高齢者のQOLについて検討した。 その結果、給食サービスを受ける前と開始1カ月後では、食事を介してのQOL向上に有意な差は認められなかった。対象者の平均年齢は、79歳という高齢者であるが、健康状態もよく、食事作りも自立している事が示唆された。第2回調査を実施する時、すでに配食サービスを辞退していた人が高い割合を閉めていた。これらの理由の一つは、価格、嗜好、その他で高齢者のニーズに対応していなかったと考えられる。そこで家庭料理を中心とした高齢者のためのヘルシーメニューの作成を試みた。
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