研究課題/領域番号 |
06832010
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
惑星科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
池谷 元伺 大阪大学, 理学部, 教授 (20023161)
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研究分担者 |
山中 千博 大阪大学, 理学部, 助手 (10230509)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1995年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1994年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 光刺激発光(OSL) / 熱ルミネッセンス(TL) / 電子スピン共鳴(ESR) / 隕石 / CAI / geologyy / space science |
研究概要 |
将来の惑星探査において、探査機や移動型ルーバーからレーザー光を発し、対象物体の発光を離れた位置で観測する遠隔発光やレーザー光で加熱して熱螢光(TL)を測定する遠隔測定は重要である。 本研究では、 1.冷却CCDイメージインテンシファイア-を用いて、遠隔TLを画像で計測した。 2.対象物の熱伝導度を考慮して熱拡散とTL画像を解析する手法を開発した。 3.画像光刺激発光(OSL)として小惑星の探査を想定し、隕石のOSLの基礎研究を行った。 以上の成果として極地研究所の隕石シンポジウムで発表し、プロシ-デングに掲載された。他に、学術論文を執筆中である。また、ここで開発した手法は、地球科学での縞模様のルミネッセンス画像計測にも利用する予定である。 遠隔ルミネッセンスは、月や惑星探査のル-バに搭載することによって、非接触で対象物質を試べるることが可能であり、宇宙研究所の月惑星探査ワーキンググループでも正式取り上げを提案した。 遠隔TLを画像計測することにより、熱伝導率も計画できるので、この手法は広い分野で利用できると考えられる。
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