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周期的非線形講師振動の中性子散乱による観測

研究課題

研究課題/領域番号 06835013
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 非線形科学
研究機関大阪大学

研究代表者

河原崎 修三  大阪大学, 理学部, 助教授 (40028262)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1994年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード非線形格子振動 / Na / ^<36>Ar
研究概要

周期解に現れる格子振動の非線形効果を調べる目的で、^<36>Ar単結晶及びNaメタル単結晶のフオノン測定を計画した。^<36>Arについては、^<36>A同位元素1リットルを購入することとし、交付申請時に、日本アイソトープ協会を通じて確認してあった仁木工芸社より618千円/lの価格で販売を依頼した。しかしながら、この見積りの後、日本酸素KKが代理特約店契約を結び1381千円/lに価格変更となっていることが判った(USAでの原価には変更はない)。この価格では、この計画は成立たないので、種々、手を尽くした結果、USA、ブルックヘヴン国立研に、以前使ったものが残っていることがわかり、それを借用することができた。ガスハンドリングシステムを作り、単結晶作製テストまでは実行できたが、上記トラブルによる遅れにより、フオノン測定には到らなかった。95年度に、引き続き実験を行なう。
Naメタルについては、良好な単結晶を得、フオノン測定を2度実行した。主な結晶主軸方向について、縦モードフオノンのいくつかを温度を変えて測定した。その結晶、一次フオノンに妨げられずに二次フオノンを観測できるいくつかのq-E位置と、適当な温度を決めることができたが、Naの非干渉性散乱によるバックグラウンドノイズのために、明瞭な非線型シグナルは確認できなかった。しかしながらこの実験により、^<36>Arを用いれば(シグナルは2桁強く、ノイズは2桁以上弱くなることが期待できるので)必ず非線形シグナルを観測できるとの確信を得ることができた。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-03-31   更新日: 2016-04-21  

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