研究課題/領域番号 |
06836015
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
血管生物学
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研究機関 | 東北大学 (1995) 大分医科大学 (1994) |
研究代表者 |
佐藤 靖史 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (50178779)
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研究期間 (年度) |
1994 – 1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1995年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1994年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 潜在型TGF-β / 細胞結合 / 活性化 / LAP / 平滑筋細胞 / u-PA / u-PA受容体 / 合成ペプチド / 内皮細胞 / モノクローナル抗体 / uPA / uPA受容体 |
研究概要 |
TGF-βは、TGF-βとLAP(latency associated peptide)とが非共有結合し、さらに潜在型TGF-β結合蛋白がLAPとS-S結合した潜在型として分泌されるため、作用を発現するにはTGF-βが潜在型TGF-β複合体から遊離する活性化のステップが必須である。研究代表者は内皮細胞と平滑筋細胞とが接触すると潜在型TGF-βが効率良く活性化されるが、これは内皮細胞膜で生成されるプラスミンと平滑筋細胞膜への潜在型TGF-βの結合に依存することを明らかにした。本研究では平滑筋細胞がu-PA受容体を発現しており、平滑筋細胞単一の条件でもu-PAが十分量供給されると、u-PAは平滑筋細胞膜の受容体に結合して細胞膜上でプラスミンを生成し、平滑筋細胞膜に同時に結合している潜在型TGF-βを効率良く活性化することを示した。さらに潜在型TGF-βの平滑筋細胞膜への結合を阻害する抗LAPモノクローナル抗体をもちいた検討から潜在型TGF-βの結合にはLAPのN末端から約80個のアミノ酸が重要であることを示した。この領域には従来知られているような蛋白-蛋白結合のモチーフは存在しないことから新たな結合部位の存在が示唆される。
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