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ゆとりの意識構造に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 06851021
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育・社会系心理学
研究機関大阪大学

研究代表者

古川 秀夫  大阪大学, 人間科学部, 助手 (10209166)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1994年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードゆとり / 幸福感 / 主観的良好状態
研究概要

項目増補のためのブレーンストーミングと郵送法による調査の2つを行った。
第1に、これまでの研究から「ゆとり(感)」を構成するものとして見出された「遊楽性」,「環境快適性」,「時間自由性」,「富裕性」,「挑戦性」,「有能性」,「満足安定性」,「自由奔放性」の各8要因について、大学生の討議集団を15集団構成し、ブレーンストーミングを実施した。ブレーンストーミングで得られた項目をKJ法で整理した結果、従来用いてきた50項目に、31項目追加補充することができた。
第2に、増補された「ゆとり」測定項目81項目と「幸福感尺度」や「フェイス項目」など「ゆとり」との基準関連妥当性や併存妥当性を検討するための項目とを収録した質問票を作成し、愛知県の一県立高校の同窓会名簿をもとに、即婚女性千名を対象として郵送法調査を行った。回収された555票に、別途配布回収した211票を加えた全766人の回答を分析対象とした。因子分析によって、過去の研究で得られたように、即婚女性ばかりのデータにおいても「ゆとり(感)」要因は8つに分かれることが再確認された。また、クラスター分析により「ゆとり」要因の間の近接関係も同様であることが再確認された。さらに、「収入」、「職業のあり方」などが「ゆとり(感)」へ影響を及ぼすことや、「ゆとり」が「幸福感」への影響を及ぼしていることも見出された。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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