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第1期アイゼンハワ-政権の大陸防衛政策の新たなアプローチによる研究

研究課題

研究課題/領域番号 06851046
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 西洋史
研究機関大阪外国語大学

研究代表者

山田 康博  大阪外国語大学, 外国語学部, 講師 (70243277)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードアイゼンハワ- / アイゼンハワ-政権 / 大陸防衛 / 国家安全保障政策 / 防衛政策
研究概要

1.今年度は次のような研究活動を行った。
(1)本研究課題に関する先行研究を概観した。
(2)第1期アイゼンハワ-政権の外交・安全保障関連の公文書を、公刊されているアメリカ国務省編『米国外交文書集』や、アイゼンハワ-図書館所存の未公刊資料などから捜しだして読解した。
(3)同時の雑誌や新聞から本研究課題に関連する記事を検索して捜し、それらを読解した。
2.以上の研究活動の結果、今年度は次のような成果を得た。
(1)これまでの先行研究では、第1期アイゼンハワ-政権の大陸防衛政策をめぐる、同盟国間政治や国内政治がほどんど解明されていないことが、明らかになった。
(2)第1期アイゼンハワ-政権の大陸防衛政策は、同政権の国家安全保障政策全体の中で、従来考えられていたよりも大きな重要性をもっていた、という仮説が立てられる。
(3)奇襲攻撃の脅威への対応策を検討した「キリアン委員会」が1955年2月に大統領に提出した、いわゆる「キリアン報告」の策定過程に関する一次資料が、現段階ではまだ公開されていないことを知った。この資料未公開のために、本研究課題にとって重要な部分が十分に解明できずにいる。
(4)第1期アイゼンハワ-政権の大陸防衛政策に対する、西側同盟国の反応や同盟国間政治を解明するだけの資料を、今年度の研究活動においては十分に発見できなかった。
3.阪神大震災によって資料や研究ノートが散乱したために、研究成果の整理に遅れが生じている。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 山田 康博: "冷戦・核兵器・核抑止-「水晶球」は割れないか?核兵器と危機の安定性をめぐって-" 大阪外国語大学 アジア学論叢. 5. (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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