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心筋小胞体カルセクエストリン遺伝子の構造の解明

研究課題

研究課題/領域番号 06857045
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 循環器内科学
研究機関九州大学

研究代表者

矢野 健一  九州大学, 生体防御医学研究所, 助手 (60230281)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード心筋小胞体カルセクエストリン遺伝子
研究概要

ウサギ骨格筋のアミノ酸配列はcDNA配列より決定され遺伝子構造も明らかにされ、またイヌとウサギの心筋CSに対してのcNAクローニングが報告されていることから我々は、ウサギ心筋ScDNAの翻訳領域と非翻訳領域を含むcDNA制限酵素断片P^<32>でラベルしプローブとしてλファージウサギ遺伝子ライブラリーをスクリーニングした。次に制限地図とサザンプロッティンにより解析し遺伝子内のexonの分布を決定し、更にsubcloningしたDNA断片の塩基配列を決定し、exon・intoron境界を明らかにし、ウサギ心筋CS遺伝子であることも確認した。[結果]1、遺伝子ライブラリーをスクリーニングした結果、6個の異なるクローンを得た。その中で3個は遺伝子内exonの分布を決定した。一方、他の3個のクローンについてはライマ-を用いてexon・intoron境界を明らかにした。2、離された6個の相異なるゲノムDNAクローンがウサギ心筋CS遺伝子であることを確定することができた。3、心筋CS遺伝子のexonの分布は白筋CS遺伝子のexonの分布に近似していた。またexon2から10の大きさは白筋遺伝子と同じ大きさでった。[総括]心筋CS遺伝子のexonの分布及大きさは、白筋CS遺伝子と近似していた。今後この遺伝子のプロモーター領域と5'調節領域を詳細に分析し更には心筋において特異的に発現を配する遺伝子をクローニングし基礎的に詳細に分析すれば心筋にける遺伝子発現を支配する分子メカニズムの理解に役立つと思わ将来の臨床応用への道が開かれる。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Yano,K: "A..Sarcoplasmic reticulum calsequestrin:Structural and functional characteristics." Mol.Cell.Biochem.135. 61-70 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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