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プロテオグリカン合成律速酵素に対する未知の酵素活性化物質の発見と同定

研究課題

研究課題/領域番号 06857110
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 産婦人科学
研究機関弘前大学

研究代表者

樋口 毅  弘前大学, 医学部, 助手 (60238285)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードプロテオグリカン / グリコサミノグリカン / 橋渡し構造 / ガラリトシルトランサフェラーゼI / プロテインキナーゼ / ATP / チャネルウンベリフェリルベータDキシロイド / 高速液体クロマトグラフィー
研究概要

ヒト子宮頚管由来の線維芽細胞を培養し,ガラクトシルトランスフェラーゼI活性が存在することを確認した後,各種プロスタグランジンを培養細胞培地に添加し酵素活性に及ぼす影響を検討した.この結果は3rd International Conference on the Extracellular Matrix of the Reproductive Tract(21-24,May,1994)にて発表した.
次に,この酵素活性化因子があると考えられているサイトゾル画分(100,000xg,上清)を調整し,トリプシン処理や,熱処理で酵素活性化作用が失われることや,酵素と酵素活性化因子をインキュベートした後,酵素をアルカリフォスファターゼ処理すると酵素活性が低下することを確認し,酵素活性因子はプロテインキナーゼであると推定した.この結果は第42回日産婦北日本連合地方部会(7-8,Oct,1994)で発表した.
プロテインキナーゼと考えられる酵素活性化物質の生化学的性格を明らかにするためサイトゾル画分を調整し,ゲル濾過にかけ,幾つかの蛋白質画分に分け,それぞれ回収して分子サイズに決定した.その結果200kDa,70kDa,30kDa付近の分子サイズを持つ蛋白質がサイトゾル画分にあることがわかった.それぞれの蛋白質画分を濃縮し反応液に添加し,どの蛋白画分に酵素活性化因子が存在するのかを検討中である.

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Tsuyoshi Higuchi: "A method for determination of galactosyltransferaze I activity synthesizing the proteoglycan bralase region" Journal of biochemical and method. 29. 135-142 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] Kanji Tanaka: "Hyaluronate depolymerization activity induced by progesteron in cultured-fibroblasts derived from human uterine cervix" FEBS Letter. 347. 95-97 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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