本年度は主にレトロ(エイズ・ATL)ウイルスのワクチン開発を目的としたウイルス蛋白外穀の構造解析のためのデータ入力及び計算のための(ソフトウェア、ハードウェア及び人的)環境整備を行うことができた。 概に米国の研究機関大学では限界はあるが、他のウイルスの構造解析において力を発揮しているスーパーコンピュータの科学データ可視化プログラムによるウイルス蛋白外穀の電子密度解析を日本アイビ-エムマルチメディアデベロッパークラブテクニカルグループを組織し、同アイビ-エム研究所(神奈川県大和市)のPVS(power visualitation computer system)を用いて行う研究プログラムを構築した。尚、同PVSは本年はpower PC cpvを数十個搭載したsystemにコンパクトにかつ性能アップさせた、よりComputer解析、ウイルス蛋白外穀の電子分布のdigitalマップを完成しうるものとなる予定である。
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