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網膜双極細胞で代謝型グルタミン酸受容体に共役するG蛋白のクローニング

研究課題

研究課題/領域番号 06857129
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関東京大学

研究代表者

森 樹郎  東京大学, 医学部(病), 助手 (00240721)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードG蛋白 / 双極細胞 / グルタミン酸受容体
研究概要

1)牛眼網膜から視細胞層を取り除くための層間剥離
transducinαに相同なG蛋白をクローニングするため、transducinαのmRNAをなるべく含まないRNAを網膜から抽出する必要がある。フィルター紙を網膜の硝子体側から接着させてからはぎ取ることによって網膜から効率よく視細胞を取り除くことができた。残った網膜組織からRNAを抽出した。
2)degenerateprimerを用いたpolymerasechainreaction(PCR)
三量体G蛋白αサブユニットの塩基配列に広く保存された領域3カ所を選択してdegenerateprimerを3組設計した。1)で得られたRNAを鋳型にしてPCRを行い、増幅産物を得た。
3)transducinα cDNAの除去とサブクローニング
rod transducinα cDNAを消化する制限酵素で2)で得られたPCR産物を消化した後に電気泳動を行い、想定長のPCR産物のみを切り出すことでrod transducinα cDNAを除去した。このcDNAをプラスミドベクターにサブクローニングした。
4)PCR産物の塩基配列決定
DNAシーケンサーでサブクローニングしたPCR産物(全30種)の塩基配列を決定した。既知のG蛋白αサブユニット(Gq)が2種、cone transducinα、酵母のある酵素の相同蛋白1種、相同性のない未知の配列1種、transducin αに低い相同性をもつ未知の配列1種を得た。
現在、未知の配列2種について検討を進めるとともに、全長配列を得るため、材料としたRNAよりcDNAライブラリーを作成している。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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