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破骨細胞および骨芽細胞における酒石酸耐性酸性ホスファターゼの発現と構造解析

研究課題

研究課題/領域番号 06857140
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 機能系基礎歯科学
研究機関岡山大学

研究代表者

青木 千春  岡山大学, 歯学部, 助手 (10253022)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード酒石酸耐性酸性ホスファターゼ / 破骨細胞 / 骨芽細胞
研究概要

1.ウズラ骨髄骨における酒石酸耐性酸性ホスファターゼ(TRAP)の発現と構造解析
TRAP種間共通プライマーを作製し、産卵ウズラ(LJQ)、エストロジェンを投与して骨髄骨形成を誘導させた雄ウズラ(EJQ)、および何も投与していない雄ウズラ(JQ)の骨髄および骨髄骨より全RNAを抽出しRT-PCRを行い増幅産物の定量的解析を行った。TRAPに相当する増幅産物は、EJQからもLJQよりは少ないがTRAP増幅産物を得ることができ、JQについてはわずかしか検出することができなかった。EJQについては骨髄骨形成期にあるので骨芽細胞が多く、従って今回の結果からウズラ骨髄骨においてTRAPは破骨細胞のみならず骨芽細胞においても発現されていると考えられた。さらに、LJQおよびEJQの増幅産物を構造解析したところ既存TRAPと非常に高いホモロジーが得られた。
現在、組織学的にウズラ骨髄骨切片でのTRAP発現細胞を同定するため、TRAPcDNA断片をプローブとして用いin situハイブリダイゼーション法により解析を行っている。
2.骨芽細胞株におけるTRAPの発現とDNA構造解析
マウス骨芽細胞株MC3T3-E1におけるTRAPの発現について1同様RT-PCRにより解析を行ったところTRAPに相当する増幅産物を得ることはできなかった。しかし、最近リンパ系細胞においてTRAPの中に構造が異なる複数のグループが存在することを示唆する報告があり、MC3T3-E1細胞における同様の可能性について検討中である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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