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咀嚼筋群の筋肉長とその変化量に関する頭蓋顔面骨模型分析

研究課題

研究課題/領域番号 06857149
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 補綴理工系歯学
研究機関長崎大学

研究代表者

橋本 信行  長崎大学, 歯学部, 助手 (50198686)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード咀嚼筋群筋肉長 / 頭蓋顔面骨模型分析 / 下顎位再建
研究概要

本計画は、各種の計測・固定装置を配置・構成した頭蓋顔面骨模型に被験者の歯列模型をトランスファーし、採得した種々な下顎位での咀嚼筋群の起始停止間距離すなわち筋肉長を測定しようとするものである。
本計画を実施するにあたり、弊害となった点を列挙すると、1.各種の計測・固定装置は各々の規格(耐荷重量、計測範囲、精度、装置自体の大きさ)を有するが、この数値がカタログに必ずしも掲載されておらず、各社に対する資料収集に手間取った。2.各社は、研究目的と使用方法とを理解して研究目的に合致した機種を推薦しようとしたが、当該専門分野の知識がなく、この説明と理解に多大の労力を必要とした。また、システムを複数社の製品群で構成しようとした際、規格が統一されておらず、互換性がないといった問題や、特別注文によって不足分を補償しようとすると、予算を大幅にオーバーしてしまうという問題も発生した。3.模型上の顎関節軸部は、模型の固定と位置計測とを兼用する計画であるが、固定のためには太い金属線が、計測のためには細い金属線が有利であるという乖離が発生した。
上記1.2.の弊害は既に解決したが、3.については高剛性の金属桿を加工し利用することで解決するものと考え、現在作製している段階である。
なお、被験者の選定および消耗品の発注は終了しているので、今後、データーの収集に向けて本計画を遂行してゆく予定である。本計画の成果によって、咀嚼筋群筋肉長の正常値とその範囲が明示されることから、筋肉長および各筋肉のバランスから求めた下顎位という新概念が導入でき、さらに、下顎位の再建方法の新手法開発に発展貢献してゆくものと考えている。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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