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理科学習における誤概念除去を目的としたネットワーク型データベースの活用法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 06858019
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 科学教育
研究機関東京家政学院筑波短期大学

研究代表者

余田 義彦  東京家政学院筑波短期大学, 情報処理科, 助教授 (20191653)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1994年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード構成主義 / 誤概念 / 理科教育 / ネットワーク / コンピュータ学習 / CAI / グループウェア
研究概要

誤概念を除去し科学概念を獲得させる授業を設計する場合、(誤概念と取って代わるべき)新しい考えにどのような方法で触れさせるかが大きな問題になる。権威づけられない自然な形で与えないと、科学的探究に伴う喜びや興奮が失せてしまうからである。筆者らは、そのための方法として筆者らの開発したネットワーク型ドキュメントデータベースが役立てられると考えた。
本研究では、このシステムを用いた構成主義的アプローチによる理科授業のモデル指導案を開発し、研究協力校で試行を試みた。そして、その有効性を検証しようとした。
研究経過
1.指導案の作成
小学校理科で誤概念が問題となりやすい電気の単元を取り上げ、実験に関する指導案を作成した。この授業では、特に(誤概念に代わる)新しい考えの獲得に関係する学習活動を取り上げた。
2.研究授業の試行
研究授業は、ネットワーク型ドキュメント・データベースを導入し活用している研究協力校で行なった。
3.評価資料の収集
誤概念の除去と科学的知識の獲得にどれだけ成功したかという認知的領域での評価に加え、科学的探究に伴う喜びや興奮がどれだけあったかという情意的領域での評価も併せて行なった。
研究の現在の進行状況
研究協力校の都合で、研究授業の実施がかなり遅れてしまった。そのため、当初予定していた評価資料の分析や、それにもとづくモデル指導案の作成作業は、年度内に終えられなかった。現在は、それに全力て取り組んでいる段階である。

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書

URL: 

公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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