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自励振動素子ニューラルネットワークによる動的な知覚情報処理

研究課題

研究課題/領域番号 06858042
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 知能情報学
研究機関立命館大学

研究代表者

西川 郁子  立命館大学, 理工学部, 助手 (90212117)

研究期間 (年度) 1994
研究課題ステータス 完了 (1994年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1994年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードニューラルネットワーク / 非線形振動子 / 引き込み / ホップフィールドネットワーク / 遺伝的アルゴリズム / ジョブショップ型 / ラインバランシング
研究概要

本研究では,知覚情報処理の初期段階において,外界から入力された多数の素情報(特徴)を統合する過程を,非線形振動子の引き込みによって実現することを目指した.すなわち,高次での対象認識を行うために,同時に得られた多数の素情報が,相互に一定の関係性のあるまとまりごとにひとつの対象として認識される必要があるが,それをテンプレート・マッチングで行うことに対しては,いくつもの問題点が指摘されている.ここでは引き込みのダイナミクスにより,入力された素情報群を構造的あるいは機能的関係により動的に結び付ける点が主眼である.今年度のところでは,基本的には上記の引き込みメカニズムにもとづき,視覚系でのパターン分類,聴覚系でのバックグランドノイズからの選択的聞き分けといった機能の実現を目指して,個別のモデルを提案し,計算機シミュレーションにより処理能力の評価を行った.同時に,従来型ニュウ-ロンによるニューラルネットワークとの性能比較のために,階層型ニューラルネットワークや緩和型のホップフィールドネットワーク等を各種課題に適用し,シミュレーションにより評価を行った.具体的には,組み合わせ最適化問題としてスケジューリング問題(ジョブショップ型およびラインバランシング問題)を対象に,それに適用するための手法を提案し,その評価を行った.スケジューリング問題に対しては更に,探索手法としての遺伝的アルゴリズムの適用も試み,併せて評価している.

報告書

(1件)
  • 1994 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 渡部透,橋本泰典,西川郁子,得丸英勝: "遺伝アルゴリズムを用いたラインバランシングに関する研究" 生産スケジューリング・シンポジウム'94講演講文集(日本オペレーションズ・リサーチ学会). 155-159 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 渡部透,西川郁子,橋本泰典: "オンライン・スケジューリングの方法論" 計測と制御. 33-7. 566-570 (1994)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] T.Watanabe,Y.Hashimoto,I.Nishikawa,H.Tokumaru: "Line-Balancing Using a Genetic Algorithm" IFAC Journal: Control Engineering Practice. (掲載決定). (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書
  • [文献書誌] 渡部透,橋本泰典,西川郁子,得丸英勝: "ニューラルネットワークによる納期余裕予測を用いたジョブ・ショップ・スケジューリング問題" 電気学会論文誌. (掲載決定). (1995)

    • 関連する報告書
      1994 実績報告書

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公開日: 1994-04-01   更新日: 2016-04-21  

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