研究課題/領域番号 |
06F06006
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
田窪 行則 京都大学, 文学研究科, 教授
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研究分担者 |
JANICK Wrona 京都大学, 文学研究科, 外国人特別研究員
WRONA Janick 京都大学, 文学研究科, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2007年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 名詞化 / 歴史言語学 / 格体系 / 上代日本語 / 統語変化 / 係り結び / メタ言語的否定 |
研究概要 |
平成19年には、論文集に4本の論文を掲載し、二つの論文集の編集に携わった。1)古代日本語から近現代日本語にかけての資料の調査に基づいて、「の」の機能がコピュラや属格から名詞化という機能に発展したことを主張する論文を1本発表した。2)古代日本語の格標示のシステムについて、2本の論文を共著で発表した。格助詞「を」の用法は、能格的ではなくて対格を標示すると考えるのが妥当であることを主張した。その上で、2本目の論文で、「を」格だけではなく、「が」格、「の」格、無助詞を含めた総括的な格体系について論じた。3)アジアの諸言語における名詞節の形成の歴史的・類型的研究を行った。
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