研究課題/領域番号 |
06F06040
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
横山 順一 東京大学, 大学院理学系研究科, 教授
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研究分担者 |
FENG Ho 東京大学, 大学院理学系研究科, 学振外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 宇宙論 / 宇宙論的パラメタ / 初期揺らぎ / 宇宙背景放射 / ニュートリノ質量 |
研究概要 |
WMAP衛星の3年目のデータが発表されたのを受け、本年度はまずこのデータの解析を中心として、研究を遂行した。具体的には、コズミックバリアンスの影響の少ない小角度スケールのデータと宇宙の大域的構造のデータを併用することによって、初期ゆらぎのスペクトルの形状をマルコフチェイン・モンテカルロ法によって推定すると共に、ニュートリノ質量に対する宇宙論的な制限について解析した。その結果、スペクトル指数のスケール依存性を勘案すると、ニュートリノ質量により厳しい制限が得られることが明らかになった。 また、宇宙背景放射の温度揺らぎの観測データから、CPT不変性の破れに関する制限が得られることを示した。
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