研究課題/領域番号 |
06F06163
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大久保 達也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授
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研究分担者 |
THOMAS Mathew 東京大学, 大学院・工学系研究科, 外国人特別研究員
MATHEW Thomas 東京大学, 大学院工学系研究科, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2007年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | ハイドロカーボントラップ / 自動車俳ガス / コールドスタート / ボロシリケート / ヘテロ原子 / ゼオライト / CIT-1 / 吸着 / 自動車触媒 / 三元触媒 / コアーシェル構造 / 大気汚染 |
研究概要 |
本研究ではホウ素含有CIT-1(以下B-CIT-1)を様々なシリカ/ホウ素比および温度(150,160,175℃)について合成することに成功した。結晶化に要する時間の短縮のため、結晶成長核としてボロンベータ(以下B-beta)を用いた。0.5-3wt%のB-betaをCIT-1の合成ゲルに加えることによって、合成温度160℃にて8-12日間で再現性良くB-CIT-1が合成できるようになった。 シリカ/ホウ素比を29.4から16.67に低下させることで、結晶化に要する日数は12日から8日に短縮された。B-betaの他にはナトリウムの存在がCIT-1の結晶化に重要な役割を果たすことが観察された。様々な物理化学的キャラクタリゼーションを通じホウ素の取り込みが明確に観察され、また結晶化の準行とともに取り込み量が増大することが観測された。B-CIT-1はヘテロ原子置換に用いることが可能である。脱着温度測定と水熱安定性の観点から、アルミニウム含有CIT-1は炭水素分子を効率よく補足する材料であることが確認された。作製方法および処理方法を変えることで、アルミニウム含有CIT-1は炭化水素分子の補足をはじめとし様々な産業応用に有用な材料となりうると考えられる。
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