研究課題/領域番号 |
06F06165
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
杉 義弘 岐阜大学, 工学部, 教授
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研究分担者 |
AYYAMPERUMAL S.
AYYAMPERUMAL Sakthivel 岐阜大学, 工学部, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2006 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2008年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2007年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | ベータゼオライト / ナノサイズ結晶 / 外表面酸点 / フェノールのアルキル化 / 多孔質材料 / メソポーラス材料 / ゼオライト骨格を有するメソポーラス材料 / 超臨界炭酸ガス溶媒 / ナノベータゼオライト / 固体酸触媒反応 / エステル化 / グリセリンエステル |
研究概要 |
前年度に引き続き、ナノサイズのベータゼオライトの創成に取り組んだ。まず、有機構造誘導剤水酸化テトラエチルアンモニウム(TEAOH)によるベータゼオライトの生成過程における臭化セチルトリメチルアンモニウム(CTMABr)の効果を検討した。その結果、CTMABrの存在下ではベータゼオライトの粒子径が30-200nmに制御され、かつ均一な球状結晶を生成した。本ゼオライトの触媒機能に対する外表面酸点の影響を1-オクテンによるフェノールのアルキル化において検討した。その結果、本反応は結晶外表面で効率的に起こり、反応活性はゼオライト粒子径に反比例することがわかった。このことは、ノサイズのベータゼオライトでまた、通常のベータゼオライトの合成はナトリウムイオンの存在下で行われるが、ナトリウムイオン外表面が酸触媒反応に効率的に関われることを示す結果となった。ゼオライの特徴である強酸点を利用する触媒機能の利用に新しい概念を導入できる可能性が明らかになったと考えられる。さらに通常のベータゼオライト合成はアルカリイオンの存在下で行われるが、アルカリイオンの代わりにTEAOHを塩基とするベータゼオライトの合成を検討した。その結果、ナトリウムイオンの存在下と同様にナノサイズのベータゼオライトが生成した。この方法は、固体酸機能の発現に不可欠であったイオン交換プロセスを必要としない特徴を有する。この方法によるベータゼオライトの触媒機能評価したところ、従来の方法によるゼオライトと同様に高い活性を有することが明らかになった
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