研究課題/領域番号 |
06F06255
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
菅原 明 (2007) 東北大学, 大学院・医学系研究科, 教授
高澤 伸 (2006) 東北大学, 大学院医学系研究科, 教授
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研究分担者 |
SHERVANI Nausheen Jamal 東北大学, 大学院・医学系研究科, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2007年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2006年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | Regenerating gene / gastrointestinal cancer / monoclonal antibody / REG蛋白質 / モノクロナール抗体 / 消化器がん / 予後マーカー / REG遺伝子 / 増殖因子 |
研究概要 |
膵β細胞の増殖因子として発見されたREG (Regenerating gene)は、REG Iα、 REG Iβ、 REG III、 HIP/PAP、 REG IVの5つの遺伝子ファミリーから構成されている。近年、種々の消化器がんにおいてREG Iα遺伝子が発現していること、さらにはREG Iα遺伝子の発現が患者の予後と負の相関関係を示すことが明らかとされつつある。本研究の目的は、各REGタンパク質に対するモノクローナル抗体を作成し、それらを用いて種々の消化器がんにおける各REGの発現を検討することにより、それらの発現とがん患者の生命予後との関係を明らかにすることである。本年度は、以下の成果が得られた。 1)昨年度に精製まで完了したREG Iα、 REG IβおよびREG IVに対するモノクローナル抗体に加え、本年度ではREG IIIおよびHIP/PAPに対するモノクローナル抗体の精製が終了した。 2)各REG遺伝子を過剰発現させた培養細胞系の上清を精製することにより、非常に純度の高い(〜100%)各REGタンパク質が得られた。 3)2)で得られた各REGタンパク質を抗原に用いて、ウエスタンブロット法を施行した。その結果、1)で得られた各モノクローナル抗体の特異性が確認された。 以上の結果により、各REGタンパク質の発現を特異的に認識することが可能となった。現在、各モノクローナル抗体を用いた免疫組織染色の条件設定を行っている。
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