研究課題/領域番号 |
06F06361
|
研究種目 |
特別研究員奨励費
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
生体関連化学
|
研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
齋藤 烈 日本大学, 工学部, 教授
|
研究分担者 |
BAG Subhendu Sekhar 日本大学, 工学部, 外国人特別研究員
|
研究期間 (年度) |
2006 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2008年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2007年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
|
キーワード | DNAチップ / ナノバイオ / 蛍光分子 / ゲノム / 遺伝子診断 |
研究概要 |
我々は、最近独自のコンセプトに基づき、相手塩基を識別して蛍光を発する画期的な蛍光性核酸塩基を開発した。我々が独自に開発した方法は、PCR時に蛍光ラベリングを必要とせず、現在世界を席巻している外国製のDNAチップのもつ欠陥のほとんどを克服した画期的なものであり、更に改良を加えて国内外で今後広く使われる事を目標としている。 画期的なDNAチップにするためには、よりS/N比が高くより長波長で塩基選択的に蛍光を発する分子の開発が必要不可欠である。共同研究者であるBag博士は、当研究室でこの問題に取り組み、彼独自のアイデアを取入れてきわめてユニークかつ有望なペリレン骨格を持つ蛍光性核酸塩基(BDF)の分子デザインに成功した。さらに、アントラセン骨格をもつ新しい発色団を新規に開発し、より超波長で蛍光を高候率で発する核酸塩基の開発を行った。消光剤を必要としないモレクキュラービーコンを世界で始めて合成した。DNAインクへの応用についても検討した。
|