研究課題/領域番号 |
06F06423
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
発生生物学
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研究機関 | 国立遺伝学研究所 |
研究代表者 |
川上 浩一 国立遺伝学研究所, 個体遺伝研究系, 准教授
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研究分担者 |
SUSTER Maximiliano Leon 国立遺伝学研究所, 個体遺伝研究系, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2006 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2007年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 分子生物学 / 発生遺伝学 / ゼブラフィッシュ / トランスポゾン / テタナス毒素 / 脊椎神経 / 遺伝子トラップ / トランスジェニックフィッシュ / 挿入変異 / 転移酵素 / トランスジェニック動物 |
研究概要 |
1.To12トランスポゾンベクターに、スプライスアクセプター部位、Ga14遺伝子、SV40ポリAシグナルを組み込んだ遺伝子トラップコンストラクトを、ゼブラフィッシュゲノムにランダムに挿入させ、Ga14を脊椎内介在神経特異的に発現するトランスジェニックフィッシュ約50系統の分離、同定、系統化を行った。 2.フグevx1遺伝子のエンハンサーを単離し、To12転移システムを用いた遺伝子導入により介在神経特異的にGa14を発現するトランスジェニックフィッシュ系統を作製した。 3.Ga14の認識配列UASの下流にテタナス毒素遺伝子と青色蛍光蛋白質CFP遺伝子の融合遺伝子を組み込んだトランスジェニックフィッシュ系統を樹立した。また、UASの下流にボツリヌス毒素遺伝子とGFP遺伝子の融合遺伝子を組み込んだトランスジェニックフィッシュ系統を樹立した。これらエフェクター系統が神経機能の阻害に有効であることを明らかにした。 4.熱ショックプロモーターの下流にCre遺伝子を組み込んだトランスジェニックフィッシュを作製した。この系統と毒素遺伝子の上流にLoxP部位ではさまれたRFP遺伝子をもつ系統と組み合わせることにより、熱ショック依存的に毒素遺伝子を発現するシステムの構築を行った。 5.遺伝子トラップ系統の解析によりNotchシグナル伝達に重要なDeltaA遺伝子の変異体を同定した。DeltaA遺伝子が脊椎動物の初期発生に必須であることを示した。
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