• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

身体性を有するユーザインタフェースに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 06J07688
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分国内
研究分野 メディア情報学・データベース
研究機関電気通信大学

研究代表者

清水 紀芳  電気通信大学, 電気通信学部長谷川研究室, 特別研究員(PD)

研究期間 (年度) 2006 – 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2008年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2007年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2006年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードロボティックユーザインタフェース / バーチャルリアリティ
研究概要

本年度は,身体性を有するユーザインタフェースに関する研究における最終年度に当たり,初年度及び次年度の研究成果を用い,ユーザインタフェースが身体性を持つことの意義に関する調査と,人型ロボットの動作生成や運動を指示するための操作方法の検討を行った.
情報世界内の人と同様の身体性を持つCGアバタを操作する際に,それと同形状のロボットをユーザインタフェースとして用意する.そして,ロボットとCGアバタの動作を同期させることで,ユーザは直感的にCGアバタを操作することが出来る.この身体性を有するユーザインタフェースでCGアバタを操作するシステムを,日本科学未来館にて4ヶ月間展示を行い,ワークショップも数日間開催して一般の人々に体験してもらうことで,人型ロボットをユーザインタフェースとして使用する意義に関して知見を得ることが出来た.
また,人型ロボットの動作や運動を指示する操作手法として,カメラ画像内に映るロボットに対して直感的にペン入力で操作を行うシステムを作成した.これは拡張現実感技術を組み合わせる事により,モニタ上にペンで移動方向を指示することにより,実世界のロボットを直感的に指示した方向へ歩行させることや,ペンでのジェスチャ入力を用いることにより座る,立つといった複数の動作指示も可能とした.ロボットは多くの関節を持つため,複数の関節を用いた動作を生成する際には多くの時間が必要となっていた.これに対し,CGキャラクタのモーション作成では,逆運動学を用いることで手先位置や胴体の位置を指示するのみで複数の関節を同時に,容易に指示することが可能である.このモーション作成手法を実世界での人型ロボットに対して利用することで,多関節を持つロボットの動作作成を容易にすることを可能にした.

報告書

(3件)
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書
  • 2006 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2009 2008 2007 2006

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] MR RobotPHONEを用いた複合現実環境におけるインタラクション2006

    • 著者名/発表者名
      清水紀芳, 中村俊成, 関口大陸, 杉本麻樹, 新居英明, 稲見昌彦
    • 雑誌名

      日本バーチャルリアリティ学会論文誌 Vol.11, No.2

      ページ: 265-274

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] A Teddy-Bear-Based Robotic User Interface2006

    • 著者名/発表者名
      Noriyoshi SHMIZU, Naoya KOIZUMI, Maki SUGIMOTO, Hideaki NII, Dairoku SKIGUCHI, Masahiko INAMI
    • 雑誌名

      Proceedings of ACM Computers in Entertainment Vol.4, No. 3, July

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [学会発表] ペン入力を用いたヒューマノイドロボットの運動・動作制御の提案2009

    • 著者名/発表者名
      清水紀芳
    • 学会等名
      インタラクション2009
    • 発表場所
      学術総合センター一橋記念講堂
    • 年月日
      2009-03-05
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [学会発表] Mixed Reality Robotic User Interface : Virtual kinematics to enhance robot motion2008

    • 著者名/発表者名
      清水紀芳
    • 学会等名
      International Conference on Advances in Computer Entertainment Technology
    • 発表場所
      慶應義塾大学日吉キャンパス 協生館
    • 年月日
      2008-12-05
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [学会発表] MR RUIの研究第2報演出エンジンの提案2007

    • 著者名/発表者名
      清水 紀芳
    • 学会等名
      エンタテインメントコンピューティング
    • 発表場所
      大阪大学コンベンションセンター
    • 年月日
      2007-10-03
    • 関連する報告書
      2007 実績報告書

URL: 

公開日: 2006-04-01   更新日: 2024-03-26  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi