研究課題/領域番号 |
07044005
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研究種目 |
国際学術研究
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 共同研究 |
研究分野 |
文化人類学(含民族学・民俗学)
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研究機関 | 国立民族学博物館 (1996-1997) 東京外国語大学 (1995) |
研究代表者 |
西尾 哲夫 国立民族学博物館, 第2研究部, 助教授 (90221473)
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研究分担者 |
SHILOAH Amno ヘブライ大学, 人文学部, 教授
小田 淳一 東京外国語大学, アジアアフリカ言語文化研究所, 助教授 (10177230)
堀内 正樹 広島市立大学, 国際学部, 助教授 (10209281)
川床 睦夫 中近東文化センター, 学術局, 主任研究員 (00260141)
水野 信男 兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (50032511)
AMNON Shiloah THE HEBREW UNIVERSITY OF JERUSALEM,PROFESSOR
KRESSEL Gide ベングリオン大学, ジェイコブ・ブラウスタイン砂漠研究所, 教授
BORG Alexand ベングリオン大学, ジェイコブ・ブラウスタイン砂漠研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
23,500千円 (直接経費: 23,500千円)
1997年度: 7,600千円 (直接経費: 7,600千円)
1996年度: 7,700千円 (直接経費: 7,700千円)
1995年度: 8,200千円 (直接経費: 8,200千円)
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キーワード | アラブ / 遊牧民 / 水 / 移動 / 環境適応 / 環境 / データベース / 系図 / フォークロア |
研究概要 |
1.シナイ半島南部地域における調査については、過去2年間の調査結果をかえりみながら、特に儀礼および民俗芸能関係の調査を行うことができた。また、本年度の調査では、比較の資料を得るために、アラビア半島南東部地域、特にオマーンおよびイエメンでの調査を当初予定していたが、調査許可取得等の問題により、オマーンのみの調査を行うことができた。オマーンでは、中部地域、特にニズワにおけるファラジュと呼ばれる水路設備を調査することができた。また、オマーン国情報文化相、同付属伝統音楽芸能研究センター、スルタン・カブ-ス大学を表敬訪問し、今後の共同研究の可能性について協議した。特に、スルタン・カブ-ス大学では、実質上の統括者である副学長と会見することができ、日本との人文科学分野での共同研究の推進を約束した。 2.アラブ部族資料のデータベース化作業については、すでに基本的事項の入力作業を終了、同データベース(総部族数=16163、全行数=105539、全バイト数=1703552)をもとに『アラブ部族索引ハンドブック(仮称)』を1998年度夏までに出版する予定である(東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所発行の基礎語彙集シリーズとして刊行)。 3.総括的研究会については、平成9年10月から11月にかけて共同研究者であるヘブライ大学教授アムノン・シロア氏を招へいし研究会を行った。 4.研究成果の公刊:上記『アラブ部族索引ハンドブック(仮称)』の他に,総合的研究成果の論文集として Culture as Interface between Humanity and Nature in the Arab Society (仮称)を国立民族学博物館発行の Senri Ethnological Series の一巻として出版する。
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