研究課題/領域番号 |
07044044
|
研究種目 |
国際学術研究
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 共同研究 |
研究分野 |
広領域
|
研究機関 | 純心女子短期大学 |
研究代表者 |
鈴木 千鶴子 純心女子短期大学, 英米文化科, 教授 (10123837)
|
研究分担者 |
SINGER Steve ハワイ大学, カピオラ・コミュニティカレッジ語学部, 講師
COOK Janice ハワイ大学, カピオラ・コミュニティカレッジ語学部, 助教授
石上 普保 ハワイ大学, カピオラ・コミュニティカレッジ語学部, 教授
NOJI Francis ハワイ大学, カピオラ・コミュニティカレッジ語学部, 助教授
野崎 剛一 長崎大学, 総合情報処理センター, 講師 (00124834)
KEATENーREED ジュリー 純心女子短期大学, 英米文化科, 講師 (90261247)
大路 正倫 純心女子短期大学, 英米文化科, 助教授 (10213711)
BALDRIDGE Jo (BALDRIGE Joh) 純心女子短期大学, 英米文化科, 講師 (80261246)
花田 英輔 長崎大学総合情報処理センター, 助手 (90244095)
|
研究期間 (年度) |
1995 – 1997
|
研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
|
配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1997年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
|
キーワード | インターネット / 国際コミュニケーション能力 / 異文化理解 / インタラクティヴ・アクティヴティー / ラーナー・オートノミー / 異文化対応感受性 / メーリング・リスト / CALL / CELL / インタラクティヴ・アクティヴィティー / ラーナー・オートノミィー / コミュニケーション能力 / ニューズグループ / 学習態度変容 / 意思伝達能力 / ワールド・ワイド・ウェブ / メディア・リテラシィー / 言語認知発達過程 |
研究概要 |
定し、(A)その検証、(B)発達機序の解明、および(C)インターネット諸機能の関与査定、を目的として、日米両国の研究実施地点(日本2米国1:計3大学)において、1995年度下半期〜1997年度に渡り、予備実験を含め本実験I・II・III・IVを実施し、以下の結果を得た。 日本人英語学習者(大学生)におけるインターネット活用実践実験クラスと非活用コントロールクラスの比較により、 (A)検証:(1)英語による国際コミュニケーション能力伸長については、要素中とくに「方略的能力」、「社会言語的能力」、および「談話構造能力」に向上が確認された。 (2)i)対異文化感受性については、過半数の項目について望ましい(うち1/3は顕著な変化が観察された。ii)態度変化については、事前・事後のアンケートより「英語」に対してより「人々」「文化」および「異文化に対する理解」に好感度もしくは理解度の向上が観られた。(3)ジャーナル(日誌)の記述およびメールとニューズグループの交信記録の追跡調査により、とくに「自発・自立的学習」併せて「知的協動姿勢」の萌芽が観られた。 (B)発達機序:(1)交信記録の時系列的観測・分析により、要素間で上記プラス「文法能力」の発達順序が窺われた。(2)上述向上変化に6ヵ月では不十分であり、少なくとも10ヵ月の実践期間を要する。(3)個人の諸特性、学習環境の諸条件等複数の要因が関与すると推察されるが、不明な点が多い。 (C)現段階では、コミュニケーション力伸長には、メーリングリストとニューズグループ(とくにディベート力)、異文化理解養成にはWWWとEメール(若干程度)が有効である。
|