| 研究分担者 |
COIGNET Guy アネシー素粒子物理研究所(フランス), Directeur
SAVRIN Victo モスクワ大学, 原子核研究所(ロシア), 副所長
PERRTーGALLIX アネシー素粒子物理研究所(フランス), Chargede R
AURENCHE Pat アネシー素粒子物理研究所(フランス), Directeur
近 匡 成渓大学, 工学部, 助手 (90215442)
渡辺 隆史 (渡部 隆史) 工学院大学, 工学部, 講師 (10222407)
飛松 敬二郎 工学院大学, 工学部, 助教授 (40237102)
神保 雅人 東京経営短期大学, 経営情報学科, 助教授 (10226392)
ILYIN Vyache モスクワ大学, 原子核研究所(ロシア), 主任研究員
BOOS Edward モスクワ大学, 原子核研究所(ロシア), 主任研究員
田中 秀和 立教大学, 理学部, 助教授 (60202173)
宗久 知男 山梨大学, 工学部, 助教授 (30174254)
金子 敏明 明治学院大学, 一般教育部, 教授 (40177522)
加藤 潔 工学院大学, 工学部, 教授 (50152707)
黒田 正明 明治学院大学, 一般教育部, 教授 (00170134)
中澤 宣也 工学院大学, 工学部, 教授 (50100342)
藤本 順平 高エネルギー物理学研究所, 物理研究部, 助手 (90202291)
栗原 良将 高エネルギー物理学研究所, 物理研究部, 助手 (50195559)
石川 正 高エネルギー物理学研究所, データ処理センター, 助教授 (90184481)
川端 節彌 高エネルギー物理学研究所, データ処理センター, 教授 (40152996)
DABININ Mikh モスクワ大学, 原子核研究所(ロシア), 上級研究員
DUBININ Mikhail Moscow University, INP Russia
PERRETーGALLI アネシー素粒子物理研究所(フランス), Charge de
DUBININ Mikh モスクワ大学, 原子核研究所(ロシア), 上級研究員
SAVRIN V.I. INPーMSU(ロシア), 副所長
PERRETーGALLI デエイニス LAPP(フランス), Charge de
IYLIN V.A. INPーMSU(ロシア), 主任研究員
BOOS E.E. INPーMSU(ロシア), 主任研究員
DUBININ M.N. INPーMSU(ロシア), 上級研究員
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| 研究概要 |
1.LEP-IIにおける物理を探求する為にGRACEシステムによってgrc4fシステムを開発した。これにより、4体フェルミ粒子生成過程の76のチャネルを計算することができるようになった。LEPの各実験グループとフランスの共同研究者および派遣された日本側メンバーが詳細な協議をおこない,grc4fが各実験グループの解析に使われるようになった.また、結果についてはロシアの共同研究グループとの比較を行った。
2.更にgrc4fを発展させ、終状態の粒子が6体の場合、gre4fに更に光子の放出がある場合についても、いくつかの場合には結果が得られた。
3.自動計算システムGRACEを超対称性理論でのモデルを含むように拡張した.計算の自己点検のため,ゲージ不変性による点検ができるようにした.また,相互比較ができるよう,モスクワ大学のグループと研究交流を行った.
4.1ループでのリ-プ積分ライブラリを整備した。2点関数から4点関数については既存のものを改良して適用範囲を広げた。また、5点関数についても、4点関数に帰着させる方法でライブラリを整備した。
5.1ループでの自動計算システムを発展させた.2体-2体反応はほぼ完全にできるようになり,いくつかの過程について詳しく調べた.特に電子陽電子反応でのWボソン対生成過程について解析的な計算とも照合しシステムの機能の検証を行った.次に,より複雑な過程として,前記の過程で片方のWがミューオンとニュートリノに崩壊した3体終状態の1ループ補正を試みた.この過程は500個をこえる1ループ振幅から成り,位相空間の場所によってはループ積分が特異な振舞をするためかなり面倒であるが,おおむね計算できる見通しがついた.
6.ポーランドの研究グループと研究交流を行い,GRACEのパッケージを彼らの輻射補正システムに組み込んだ.
7.並列計算により断面積計算の高速化を可能とするPVMシステムを研究し,その手法が有効であることを確認した.
8.2ループの一般的なスカラー積分の方法を研究し、3点関数の交差型図形の計算が可能となった。
9.2ループの自動計算の具体的な例としてμ粒子異常磁気能率の電弱理論における輻射補正を取り上げた。
10.γγ反応でのQCDジェットの研究を行い、イベントジェネレータGGPSを開発した。
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