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発語のない重度言語発達遅滞児の実用的伝達スキルの開発-図形シンボルと会話エイドの応用-

研究課題

研究課題/領域番号 07202105
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関信州大学

研究代表者

小島 哲也  信州大学, 教育学部, 助教授 (80153534)

研究分担者 西沢 八千代  信濃医療福祉センター, リハビリテーション科, 言語治療士
竹内 洋彦  長野県身障者リハビリテーションセンター, 機能訓練課, 言語治療士
林 耕司  長野赤十字病院, 言語課, 言語治療士
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード言語発達遅滞 / コミュニケーション / 図形シンボル / 会話エイド
研究概要

本研究は,養護学校に在籍する発語のない重度言語発達遅滞児を対象に,図形シンボルと会話エイドを利用して学内日常環境における実用的伝達スキルを開発するとともに,その効果的指導方法について実験的に検討することを目的としている。今年度は,昨年度までの研究の継続として以下の2点について研究を行い成果を得た。
1.図形シンボル用会話エイドの開発 昨年度までの研究でプロトタイプの開発を終了し下記の事例研究にも導入している図形シンボル用会話エイドの開発を終了した。この会話エイドは(PICOT),市販のパソコン(Macintosh)の画面上で自由にシンボルを作成し,必要な音声フィードバック用データを録音・登録することが可能なソフトウェアである。この成果は「聴能言語学研究」誌へ論文として投稿中である。
2.図形シンボル用システムのインストールと事例研究 対象児2名の図形シンボル用システムとして会話エイド(PICOTを搭載したパソコン)と会話ボードを学校内へインストールし、同システムを利用して行う会話訓練を中心とした事例研究を開始した。会話訓練はこれまでに約3ケ月間行われた。現在,各訓練セッションのビデオ映像記録をスクリプト化する作業を行っており、図形シンボルによる伝達スキルの獲得過程,既・未得伝達スキルへの影響,図形シンボルによる伝達スキルの般化,等について分析を進める予定である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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