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モンスーンアジア諸国における空間言語(地形名)から見た環境観の地域比較

研究課題

研究課題/領域番号 07203112
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関神戸芸術工科大学

研究代表者

齊木 崇人  神戸芸術工科大学, 芸術工学部, 教授 (90195967)

研究分担者 渋谷 鎮明  神戸芸術工科大学, 芸術工学部, 客員研究員 (60252748)
遅沢 克也  愛媛大学, 農学部, 助手 (30233539)
井上 民二  京都大学, 生態研究センター, 教授 (90109041)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1995年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードモンスーンアジア / 空間言語 / 地形名 / 小地名 / 環境観 / 集落 / 居住環境 / 土地利用
研究概要

本年度は東南アジアの諸言語の中より、研究対象とする言語を選定し、空間言語を抽出し、その後対象言語が用いられている地域にて現地調査を行った。詳細は以下の通りである。
第一に、東南アジアの諸言語の代表的な辞書、あるいはその言語が通用する地域の自然条件などの検討を通じて、今年度はベトナム語、インドネシア語を選定し、空間言語(地形名)の抽出を行った。ベトナム語は漢字語起源の語彙を持ち、昨年まで同メンバーで行った文部省科学研究費(一般B)「日本と韓国・中国における環境観の比較-空間言語・地形名から見た自然観・世界観」にて検討した韓国語・台湾語との対照が可能であるために研究対象とし、インドネシア語は東南アジア島嶼部で広く用いられる言語であり、インドネシア半島との対象が可能であると考えられるため取り上げることとした。
第二に、1995年12月にはベトナム北部、1996年3月にはインドネシア・スラウェシ島の集落において、空間言語と住居環境の具体的な関連を探るために予備的な現地調査を行った。ベドナムでは、主に紅河沿いの地域の少数民族とキン(ヴェト)族の居住環境と地形的な住み分けについて明らかにし、インドネシアではひとつの村落の小地名を探ることから、地形の読み込み方法と農業的土地利用の関係を明らかにした。
これらの研究調査をとおして、当該地域において空間言語(地形名)が地形をはじめとした自然環境の読み込みの方法であり、土地利用や住民の環境観の形成に影響を及ぼしていることが明らかになった。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 齊木 崇人: "自然知住宅-住戸から都市まで" すまいろん(住宅総合研究財団). 37号(掲載予定). (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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