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法律エキスパートデータベースシステムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 07204205
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関九州大学

研究代表者

松尾 文碩  九州大学, 工学部, 教授 (80037845)

研究分担者 竹田 正幸  九州大学, 工学部, 助手 (50216909)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1995年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードCISG / 格構造 / 格フレーム / 規則推論 / 動詞 / 法律文
研究概要

昨年度から本年度の初めにかけて,国連売買条約(CISG)の第II部に関する推論システムを作成した.このシステムは,基礎原子式書換系に基づくRegaと呼ぶ規則推論(RBR)方式を採用している.この規則の前提は,関数自由原子論理式列であり,後提は原子論理式列である.Regaによって,比較的短期間にCISGの第II部に関する推論システムを構築することができた.また,このシステムが高速で安定していることから,この方式のRBRとしての有効性を検証することができた.しかし,一方,論理式形式の規則ベースを開発者以外の者が理解することは,容易ではないことも判明した.
そこで,CISGのための知識表現言語として格文法的構造をもった言語の設計を行なうことにし,CISGを格構造化するための研究を行なっている.本年度は,格構造化の方法について研究した.その結果,一部の少数の動詞を除いて,品詞的曖昧さと意味的曖昧さがなく,また軽動詞的用法も少ないことがわかった.さらに,構文的意味的曖昧さが多い基本的動詞の生起が比較的少ないこともわかった.このことは,法律文の格構造化が,ある意味で日常文よりも易しいことを示すものである.そこで,CISGに生起したほとんどすべての動詞について格フレームを付与する作業を行なった.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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