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旧ユ-ゴスラビアにおける労働者自主管理企業の民営化の実態研究

研究課題

研究課題/領域番号 07206203
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関滋賀大学

研究代表者

藤村 博之  滋賀大学, 経済学部, 助教授 (30173462)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード旧ユ-ゴスラビア / クロアチア / 民営化 / 労働省自主管理
研究概要

・今年度の研究の目的は、文献調査を中心として、旧ユ-ゴの自主管理企業の民営化の実際を明らかにすることであった。旧ユ-ゴは、ボスニア・ヘルツェゴビナを中心とする地域において1995年末まで戦闘状態が続いていたこともあり、社会主義から資本主義への移行は一様に進んでいない。今年度は、クロアチアの民営化の上体を中心に検討した。
・その結果、以下の点が明らかになった。
(1)クロアチアにおいて1993年10月に始められた経済安定化政策は大きな効果を生み、インフレは完全に沈静化し、実質賃金も順調に回復している。
(2)自主管理企業の民営化は、各社の資産総額を評価して株式会社にすることを通しておこなわれている。株式の売却は、チェコでとられたようなバウチャー方式ではなく、勤続年数に応じた割引制度によって実施されている。
(3)利益の上がっている企業の株式はよくい売れているが、赤字企業の株式売却は進んでいない。この点が、クロアチア民営化の今後の課題である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 藤村博之: "クロアチアにおける自主管理企業の民営化" ロシア・東欧学会年報. 24(発表予定). (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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