平成7年度の研究は、基本的には(1)極東経済の現状分析(2)極東経済と諸外国との貿易・投資についての資料の収集、(3)それらの分析と資料を基にして極東経済の回復の可能性を探った。 11の研究発表論文の他、まだまとまってはいないが、途中の経過報告として (1)1995年11月11日(土)大阪大学における「重点領域研究:スラブユーラシアの変動」の極東班(藤本班)の研究会において 「ロシア極東の経済と日本の役割」 (2)1995年11月28日(火)防衛研究所のコンファレンスにおいて 「ロシア極東の経済展望」 を発表した。 これらの分析と入手した資料をもとにして、次年度は極東とアジア諸国との経済関係を分析する計画である。
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