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日本古代の令文解釈諸説の引用形態・特徴を解析する方法の開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07207122
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関神戸学院大学

研究代表者

水本 浩典  神戸学院大学, 人文学部, 教授 (30140396)

研究分担者 柴田 博子  宮崎産業経営大学, 法学部, 講師 (20216013)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1995年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード令集解 / データベースSHUUGE / 法文注釈の構造 / 律令 / 日本古代法 / 注釈文の解析システム / 唐代の口語的表現 / 明法家
研究概要

本研究に関して、以下の諸点について研究を実施した。
1.『令集解』研究の問題点
古代国家研究の必須文献である『令集解』について、どのような点に研究上の問題点が存在するか検討し、本研究を進める際に留意すべき箇所を把握することに努めた。その結果、『令集解』研究には、(1)書誌学的問題点、(2)現存『令集解』の系譜上の問題点、(3)典籍として文章構造上の問題点、(4)現時点の研究状況の問題点、が存在することを指摘できた。
2.漢文文献の表現・用語に関する先行研究
漢文文献である『令集解』の文章構造を把握するため、漢文の表現・用語に関する先行研究の援用の可能性を検討した。特に、以下の諸点について詳細に検討した。
(1)助字・万葉仮名に関する国語学上の先行研究の活用方法を検討した。(2)中国隋・唐代の口語的表現の抽出から、当時の明法家の書き癖の差異を明確にする方法の検討を試みた。(3)法文解釈上特色ある表現の抽出を実施し、明法家諸説にどのような特徴が存在するか、検討した。
3.『令集解』諸説の検討
『令集解』に重層的に集大成された古代の明法家たちの解釈諸説の構造と特徴を分析した。特に、「穴記」の構成や「古記」や「令釈」における漢籍の利用形態などの分析を実施した。実施方法として、水本・柴田が作成したデータベースSHUUGE(京都大学大型計算機センターにて公開)を使用しながら、特色の抽出に努めた。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 水本・柴田: "日本古代の令文解釈諸説の引用形態・特徴を解析する方法の開発に関する研究" 「人文科学とコンピュータ」平成七年度報告書. (掲載予定). (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 水本・柴田: "令集解諸説の引用形態解析に関する基礎的研究" 神戸学院大学人文学部紀要. (発表予定). (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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