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「間(ま)」に関するデータベースの構築-テキスト,映像,音響,数値による-

研究課題

研究課題/領域番号 07207211
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関大阪大学

研究代表者

中村 敏枝  大阪大学, 人間科学部, 助教授 (00029688)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1995年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードマルチメディアデータベース / 「間」と呼吸 / 音楽の「間」 / 「間」の感性 / 話術の「間」 / 演劇の「間」 / 「間」の効果 / スポーツの「間」
研究概要

本年度は,「間」のデータをできる限り多様かつ多数集め,データベースのデザインを確立するための基礎資料を得ることを目的とした。下記項目のデータ収集に努めた。
1.「間」に関する文献の収集 絵画,建築,音楽,演劇,話術,スポーツなどの分野において,芸談,文芸論,芸術論,武芸談として論じられている「間」の文献を集め,整理する。
2.「間」に関する映像データの収集 テレビ,映画,ビデオテープ,レーザーディスクなどのメディアによって提供されている映像の中から「間」に関係するものを探し,収集する。また,演劇,建造物,絵画などを撮影し,「間」の資料を集める。
3.「間」に関する音響データの収集 コンパクトディスク,ミニディスク,磁気テープなどのメディアによって提供されている音響の中から「間」に関係するものを探し,収集する。また,音楽演奏,演説,環境音などを録音し,「間」の資料を集める。
4.「間」に関する数値データの作成 画像解析,音響分析により,「間」の物理量を測定するとともに,心理学実験によって「間」の感性を数量化する。
以上のうち,主として時間的な「間」について,マルチメディアデータベース作成のためのデータの用意が進んでいる。現在のところ,「間」のデータベースはマルチメディアの技術を駆使する必要があることと,その具体的方法の可能性を認識した段階である。1995年12月25・26日開催の公開シンポジウム「人文科学とデータベース」において,音響,動画データを含む具体的なデータファイルの雛型を提示した。今後,デザインを検討し,具体例を作成して,データベース作成の準備態勢を整えたい。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 中村敏枝: "「間」に関するデータベースの構築" 公開シンポジウム「人文科学とデータベース」. 89-98 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 中村敏枝: "メディアにおける「間」の心理学研究" 計測自動制御学会:ヒューマン・インタフェース部会講習会資料. 1-16 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 中村敏枝: "メディアにおける感性コミュニケーション-「間」の定量的研究を例として-" 日本心理学会第59回大会発表論文集. S52- (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 中村敏枝: "「間」における演奏者と伴奏者の呼吸の同期" 日本心理学会第59回大会発表論文集. 631- (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 中村敏枝: "音楽・スピーチにおける「間」(担当節標題)(松田文子ほか編「心理的時間」)" 北大路書房(予定), (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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