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形と動きのイメージデータベース-道祖神の計測と日本舞踊を例として-

研究課題

研究課題/領域番号 07207212
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関大阪大学

研究代表者

井口 征士  大阪大学, 基礎工学部, 教授 (90029463)

研究分担者 才脇 直樹  大阪大学, 基礎工学部, 助手 (20252637)
加藤 博一  大阪大学, 基礎工学部, 助手 (70221182)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1995年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード道祖神 / 日本舞踊 / 3次元計測 / 画像計測 / データベース / ステレオ / 加速度センサ / ジャイロセンサ
研究概要

道祖神のデータベース構築に関しては、まず文献調査を行い、道祖神の分類や存在地域を確認した。道祖神は長野県や山梨県、群馬県、栃木県といった中部山岳地方にほとんど存在しており、近畿地方には2カ所しか存在しない事が判明した。次に、近畿地方の数少ない道祖神を現地調査し、写真撮影や由来などを調べた。また、現代の道祖神的な石像として、兵庫県猪名川町の「彫刻の道」にて現地調査をおこなった。以上の結果を整理し、データベース構築のための基本資料としてまとめた。
道祖神の計測に関しては、受動的な3次元計測手法であるステレオ法に関して検討した。ステレオ法の場合、左右画像の対応付け問題があるが、石像の表面特性を利用して、小領域ごとの対応をとる領域ベース法を考えた。領域ベース法の場合、小領域のサイズによって3次元計測の精度が決まるので、画像内の位置により小領域のサイズを変えて、対応付けの信頼性と計測精度の高さを両立させる「適応ウィンドウ法」を提案した。小領域のサイズを決定するための評価基準として、ラプラシアン・ガウシアンフィルタにより得られる多重分解能のZCと多段階のコントラストの画像空間内を小領域サイズを変えながら最適なサイズを探索するアルゴリズムを考案した。
日本舞踊の計測とデータベース化に関しては、人間の動作を計測する手法を検討した。その結果、人間の腕動作などの回転系連接構造物の動作を加速度センサとジャイロセンサを用いた簡単なシステムでリアルタイムかつ高精度を計測する手法を提案した。2関節2軸の平面回転動作を行う簡易ロボットを用いて、シミュレーション精度検証を行い、計測原理の基本精度を確認した。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 井口 征士: "3次元画像計測の高速化" 画像電子学会誌. 24-5. 474-482 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 申 千雨: "網膜型センサを用いた高速3次元計測" 画像電子学会誌. 24-5. 500-507 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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