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毛筆書体文字生成機能を利用するイメージ検索型書道データベース

研究課題

研究課題/領域番号 07207216
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関香川大学

研究代表者

山崎 敏範  香川大学, 教育学部, 教授 (10036022)

研究分担者 服部 哲郎  香川大学, 教育学部, 教授 (20218506)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1995年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード毛筆書体文字生成 / 書字動作 / 書道 / 穂先 / 毛筆シミュレーション / 骨格文字
研究概要

[研究の目的] 本研究では,毛筆,書道での筆の使い方などの基礎技法を言語とパターンで検索できるデータベースの構築を目的にする.書の美しさは古今に通じる書美の原則にのっとった普遍的な規則性と,書き手固有の個性が合いまって発揮できるといわれる.個性的で美しい書にも普遍的な書美の規則性が背後を支えている.本研究では,漢字種や部首,各点画やはね,払い,とめなどの筆づかい特徴をシミュレートして,毛筆書体文字を生成する.文字筆跡の字形,点画,部首などの空間的特徴に着目し,パターン処理手法を通して始筆,送筆,終筆時のはね,払い,とめなどの筆つかい特徴を明らかにしてデータベース化する.
[研究実施経過]
1)毛筆の動きをシミュレートした毛筆書体文字の生成
実際の書字過程を観察して,各点画での穂先形状の変化や毛筆筆跡の特徴を検討した.穂先形状の分析結果に基づき,筆の動きをシミュレートする毛筆書体文字の生成を試みた。文字の筆記過程情報をもつ骨格文字線上に沿って穂先を動かせて,残った軌跡として毛筆書体文字を生成できる.生成する漢字は,パターンに加えて,ディスプレイ上に筆記状況や筆の使い方なども動的に表示できる.
2)漢字の階層構造特徴を利用するイメージ検索型データベースの構築.
偏やつくりなどの部首から構成される漢字の階層構造特徴を整理してデータベース化する.本研究では,部首を8種類に分類する.さらに,毛筆筆記の観点から,各ストロークも分類してコード化する.分類するストロークごとに穂先の大きさや向きを与えてデータ化する.

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 真部勝義: "ビデオカメラを利用する文字・図形入力方式" 電子情報通信学会、教育工学研究会. ET94-133. 23-30 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 笹井和史: "書字動作分析に基づく毛筆書体文字生成" 電子情報通信学会、教育工学研究会. ET94-135. 39-46 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Yamasaki,T: "Calligraphic Character Formation for Training System of Brush Writing Based on the Brush-Touch Movement" Int.Conf.on Educational Multimcdia (ED-MEDIA'95). 695-700 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 山崎敏範: "ヒューマンフレンドリーな文字・図形入力新方式" 教育システム情報学会 論文集. D-4-5. 471-474 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 石床明代: "ベクトル場のフーリェ変換を用いた文字の感性的評価" 情報処理学会、人文科学とコンピユ-タ. 28-2. 7-12 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Hattori,T.: "System Oriented Architecture of Image Processor for Automated Visual Inspection" Int.Conf.on Systems,Man and Cybernetics. 3093-3098 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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