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「歌物語」語彙の数量的分析と研究

研究課題

研究課題/領域番号 07207233
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関大阪樟蔭女子大学

研究代表者

西端 幸雄  大阪樟蔭女子大学, 学芸学部, 教授 (30105225)

研究分担者 安田 純生  大阪樟蔭女子大学, 学芸部, 教授 (80198449)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1995年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード歌物語 / 使用語彙 / 和歌語彙 / 散文語彙 / 分類コード
研究概要

平安前期(10世紀中頃)に成立した「歌物語」3作品、『伊勢物語』『平中物語』『大和物語』の使用語彙を、次の4点に重点を置いて研究をしてきた。
ア 各作品間の語彙的な面での類似点と相違点を明らかにする
イ それぞれの作品間に有る類似した短編物語の中の使用語彙を数量的・統計的に比較し、各短編物語の語彙的な面での類似点と相違点を明らかにする。
ウ それぞれの作品内の散文箇所での使用語彙と和歌での使用語彙の特色を明らかにする。
エ 平安時代に成立した他の仮名文学作品(『源氏物語』『枕草子』等)と比較することにより、「歌物語」3作品の使用語彙の特色をより一層明らかにする。
その結果、それぞれの使用語彙の文法的性格は、『伊勢物語』『大和物語』『平中物語』との間で、鮮明な違いを見せた。その違いは、それぞれの作品の散文語彙・和歌語彙においても、全く同じ傾向であった。
そして、その傾向を、同時代の平安仮名文学作品と比較すると、『伊勢物語』『大和物語』は、和歌文学作品(『古今集』など)に近く、『平中物語』は、散文作品(『源氏物語』など)に近いということもわかった。
こうした研究成果を、年度末に報告書にとりまとめる予定でいる。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 西端 幸雄: "「歌物語」語彙の数量的分析-平安仮名文学作品における「歌物語」の語彙的位置づけ-" 人文科学における数量的分析. 33-40 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 西端 幸雄: "『歌物語』語彙の数量的分析と研究" 人文科学とデータベース「データ」を読む・観る・解く. 67-74 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 西端 幸雄 他: "『歌物語』語彙の数量的分析と研究" 重点領域研究「人文コン」公募班報告書. 1-75 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2018-02-02  

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