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美術史研究支援ツールの研究

研究課題

研究課題/領域番号 07207246
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京国立文化財研究所

研究代表者

廣井 雄一  東京国立文化財研究所, 情報資料部, 部長 (00271495)

研究分担者 田中 淳  東京国立文化財研究所, 美術部, 主任研究官 (00163501)
長岡 龍作  東京国立文化財研究所, 情報資料部, 主任研究官 (70189108)
井出 誠之輔  東京国立文化財研究所, 情報資料部, 主任研究官 (30168330)
鈴木 廣之  東京国立文化財研究所, 情報資料部・写真資料研究室, 室長 (00132704)
米倉 迪夫  東京国立文化財研究所, 情報資料部・文献資料研究室, 室長 (70099927)
研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1995年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
キーワードインターネット / デジタル画像 / 美術史
研究概要

本年度の研究計画にもとづいて以下の活動をおこなった。
1.画像データの活用に関する基礎的研究(画像データ研究班)
美術工芸品を撮影した4×5インチ・カラーポジフィルムを原稿にして(1)プロフォトCDマスターを作成し、前年度までに試作した(2)TIFF形式の画像と比較した。サンプル原稿として新写フィルムのほか、褪色フィルム(1955〜60ごろ撮影)を選び、解像度と画質にくわえ、補正可能な度合いなどを検討した。
(2)はJ-PEGなどの画像圧縮を併用すれば効率的に格納できる反面、元データを完全に復元できない欠点がある。(1)は圧縮効率に劣るが、欠落なく復元できる。また将来、A4判程度の図版印刷の原稿への使用を想定しているが、データの均質性保証の点で(2)は問題が残る。現状では(1)フォトCDマスターもっとも現実的な方式といえる。
2.システムの調査研究(システム研究班)
本研究所の情報資料部で運営しているデータベースを基本にして今後の発展方向をさぐったが、本年度はとくにインターネットへの参入が全所規模で実現したために、資料の共有化に向けた条件が整った。ホームページの作成など具体的な活用方法を検討することできた。
また本年度は、本研究所の属する文化庁各機関でも電算化の本格的な利用が具体化された。このため、京都市埋蔵文化財研究所などの先行機関のほか、京都国立近代美術館・京都国立博物館をはじめとする所轄機関の進めているシステムの構想と概要について担当研究者と意見を交換することができ、大きな収穫を得た。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 伊與田 光宏(共著): "パーソナル デジタル アシスタンツを利用した分散協調処理" 千葉工業大学研究報告理工編. 43. 13-21 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 米倉 迪夫: "アートドキュメンテーションの諸問題-画像を探す・画像を記述する-" 情報処理学会研究報告. 95‐113. 25-30 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 鈴木 廣之: "画像を読む" 情報知識学会ニューズレター. 30. 1-2 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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