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画像の加工・編集のためのユーザー適応型インタフェースの開発

研究課題

研究課題/領域番号 07207249
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関放送教育開発センター

研究代表者

仁科 エミ  放送教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (20260010)

研究分担者 大橋 力  放送教育開発センター, 研究開発部, 教授 (90015652)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1995年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワードユーザー適応機能 / 感性科学 / イメージ処理
研究概要

画像の加工や編集のためのユーザーインタフェースには,ユーザーに大きな機能的・時間的負担や制約を強いるものが多く,研究者自身による研究成果の電子化,コンピュータによる知的活動の支援の障害になっている。こうした問題を解決するために,この研究では、「人間がコンピュータにあわせる」のではなく「コンピュータが人間にあわせる」という「ユーザー適応機能」を,画像の描画・加工・編集のインタフェース開発において実現するために,下記の項目について研究を開始した。
(1)画像の描画・加工・編集のためのインタフェースにおいて重視すべきユーザー適応機能の検討:個別的・非定型的な画像の描画・加工・編集のためのインタフェースのプロトタイプの開発,メディア利用経験の豊富な理工系学生・社会人およびメディア利用経験のあさい芸術・人文系の学生による描画ソフトウェア評価実験などをおこなった。また,コンピュータの導入によって絵画技法にどのような変化が生じるかについて検討するために,インドネシア国立芸術大学が有する描画ソフトウェアを登載したコンピュータを,長期間にわたって利用してもらい,それによって蓄積された教官・学生による作品の技法についてのデータ分析をおこなった。
(2)ユーザー適応機能の生理学的評価手法の開発:緊張やストレスを反映する自律神経系の活動指標(心拍数、呼吸数など)をユーザーを拘束せずに遠隔計測するシステムを構成し,その有効生を確認するための基礎的実験を行った。
(3)実技習得のためのマルチメディア教材におけるユーザー適応機能の高度化:音声認識機能を活用した高度なユーザーインタフェースの研究開発に着手した。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 仁科エミほか: "ユーザー適応機能をもった実技習得用マルチメディア学習システムの開発について" 情報処理学会人文科学とコンピュータ研究会資料. 37-42 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] OOHASHI T.et al.: "On the User Adaptive Function of the Multimedia Learning System" “Symbiosis of Human and Artifact"(Elsevier). 83-88 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 仁科エミほか: "「講師にやさしい」講座番組の演出技法の研究(その1)" 日本教育工学会第11回大会講演論文集. 295-296 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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