研究課題/領域番号 |
07209101
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
宇津呂 雄彦 京都大学, 原子炉実験所, 教授 (50027421)
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研究分担者 |
宮地 孝 東京大学, 原子核研究所, 助手 (20013401)
川端 祐司 京都大学, 原子炉実験所, 助教授 (00224840)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1995年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 超冷中性子 / 中性子ボトル / 半導体検出器 / ベンタ線測定器 / 中性子鏡 / エネルギースペクトル / 中性子貯蔵 / 中性子損失 |
研究概要 |
超冷中性子ボトルによく基礎物理実験が、中性子ビーム法に比して中性子観測時間を格段に長くできる特徴を利用するため、中性子ボトルに取り付けることの出来る中性子鏡型の半導体式ベータ線検出器を試作開発し、その作動特性を明らかにする研究を行った。試作開発した検出器を固体鏡式ボトルに取り付け、そのベータ線測定エネルギー分解能及び波高・エネルギー比例性等を測定し、いずれも中性子崩壊実験等の基礎物理実験として必要な性能・特性を満たしていることを確認した。次に、試作開発した検出器をニッケルミラー型試験用ボトルに取り付け、京都大学研究炉(KUR)附設スーパーミラータービン式超冷中性子実験設備からの超冷中性子によるボトル実験を実施し、ボトル貯蔵超冷中性子密度及び取り出し超冷中性子密度を測定してこれらを、ベータ線検出器を取り付けないボトルに関する各特性と比較した結果、いずれも検出器取り付けによる超冷中性子損失の影響を示す結果を得た。これらの損失の低減化を図る方法について、さらに検討をすヽめている。
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