研究課題/領域番号 |
07215210
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
福本 圭一郎 東北大学, 薬学部, 教授 (50004586)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1995年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | ラジカル環化 / 炭素-炭素結合 / 間接電解還元法 / 不斉合成 / 配向選択性 / 立体選択性 / タカモニン / 脳血管拡張作用 |
研究概要 |
電気化学的手法、特に間接電解還元法によるラジカル環化反応を利用し高選択的炭素-炭素結合生成反応の開発と、併せて不斉合成への展開を目的に研究を行った。 1.基質は反応性の関連:ラジカル発生部位については、その近傍にカルボニル基等のラジカル安定化基が存在する際には還元のみ進行するが、エーテル結合等の電子供与基が存在すると炭素-炭素結合は効率よく形成され、配向選択的にラジカル環化が生起し、六員環化合物の得られることが明らかとなった。一方、ラジカル受容基のオレフィン部に電子吸引基が存在すると反応は著しく促進され、立体選択的にトランス置換六員環化合物を与える。なおここに得られた化合物を活用し、脳血管拡張作用の期待されているインドールアルカロイド、タカモニンの全合成を完成することができた。 2.不斉合成:キラル補助剤としてフェニルメンチル基を用いることにより、光学活性体を得ることに成功した。なおその絶対配置はアルカロイド類似体へと導き、そのCDスペクトルを測定することにより決定することができた。
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