研究課題/領域番号 |
07215248
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
伊東 忍 大阪大学, 工学部, 助教授 (30184659)
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研究分担者 |
未延 知義 大阪大学, 工学部, 助手 (90271030)
福住 俊一 大阪大学, 工学部, 教授 (40144430)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1995年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 超活性種 / キノプロテイン / フェノキシルラジカル / 銅錯体 / 酵素活性中心モデル / 補酵素PQQ / 補酵素TTQ / ガラクトース酸化酵素 |
研究概要 |
本研究では、最近特に注目を集めている新しい酸化還元系の酵素群であるキノプロテインに着目し、そこから見い出された新規な補酵素あるいは補欠分子の機能解明とその有機電気化学的応用面の開発を目的として主にモデル化学的な立場から検討を行った。【1】ガラクトース酸化酵素の活性中心モデル錯体の合成と性質.新規補欠分子Tyr-Cysのモデル化合物と各種複素環系多座配位子および銅イオンから成る銅三元錯体、あるいは分子内に銅イオンの配位場を導入した新しいモデル化合物の銅錯体を合成し、その結晶構造などについて詳細に検討を加えた。さらに、合成した銅錯体の物性や化学的特性を詳しく調べ、酵素系のものと比較検討し、酵素活性中心の構造や性質について考察を加えた。さらに本研究の主題である超活性種創成のための基礎となる錯体の電気化学的特性について検討を行った。特に電気化学的手法を利用して、各酸化状態を忠実に再現し、それぞれの物性や化学的性質を明らかにするとともに、これまで不明であった酵素機能の分子レベルにおける解明を試みた。【2】補酵素PQQおよび補欠分子TTQの酸化機能解明と有機電気化学的応用.申請者らがこれまでに開発してきた複素多環オルトキノン系の各種PQQおよびTTQモデル化合物の酸化還元あるいは電子伝達能や電気化学的特性について詳細に検討を行い、従来のオルトキノン化合物にはない新しい酸化機能を見いだした。特にこれまでには知られていなかったような高い酸化能に有する活性種(超活性種)の電気化学的な創成とその有機合成化学的応用面の開発を目差して研究を展開し、種々の興味深い結果を得た。
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