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非ベンゼン系芳香族化合物の合成と反応

研究課題

研究課題/領域番号 07216272
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関近畿大学

研究代表者

柏村 成史  近畿大学, 理工学部, 講師 (50152632)

研究分担者 石舟 学  近畿大学, 理工学部, 助手 (40268462)
庄野 達哉  近畿大学, 理工学総合研究所, 教授 (80025858)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1995年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードマグネシウム電極 / 金属錯体 / 電極還元 / 反応性電極
研究概要

マグネシウムを反応性電極を用いると新しい電極還元法を開拓し、この方法を用いて種々の有機化合物を電極還元すると極めて興味深い反応が進行することを明らかにした。たとえば、反応性電極としてマグネシウムを用いてアズレン、およびグアイヤアズレンを電極還元すると、対応するマグネシウム錯体が生成することを見いだした。さらに、反応性電極としてマグネシウムを用いた場合に、従来電極還元が困難であった脂肪族エステル、脂肪族アミド、芳香族化合物等が容易に電極還元されることを見いだしただけでなく、これらの反応に於て、マグネシウムが触媒的に還元に関与していることも明らかにした。また、マグネシウム以外の金属でもサマリウム、ユーロピウム、および、イッテルビウムのようなランタノイド金属がマグネシウムと同様に作用を有することを明らかにし、電極還元反応を利用したこれらのランタンノイド金属錯体の合成に成功しただけでなく、その特異な反応性を利用した新しい有機合成反応の開拓を行った。さらに、反応性電極による活性金属の生成に着目した研究をも行い、特に電極還元による活性金属マグネシウムの生成を利用した多くの新しい有機合成反応を開発することにも成功した。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 柏村成史: "Cathodic Intermolecular Coupling of Ketone with Unsaturated Silanes" Tetrahedron. Lett.36. 5041-5044 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 柏村成史: "Cathodic Coupling of Aliphatic Esters." Tetrahedron. Lett.36. 4805-4809 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 柏村成史: "Cathodic Coupling of Ketones with Ethoxyvinylsilanes" Chem. Lett.(印刷中). (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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