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近赤外ダイオードレーザー分光法によるCCOラジカルにおける振電相互作用の研究

研究課題

研究課題/領域番号 07217207
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関金沢大学

研究代表者

大橋 信喜美  金沢大学, 理学部, 教授 (40019493)

研究分担者 藤竹 正晴  金沢大学, 理学部, 講師 (40212188)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード近赤外分光 / レーザー分光 / 不安定分子 / CCOラジカル / レナー・テラー効果 / 電子遷移
研究概要

本研究では振電相互作用の影響が回転スペクトルの上に興味深い形で現れることで知られるCCOラジカルを取り上げ、そのA-X電子遷移スペクトルを測定・解析することにより、電子励起A3II_i状態のエネルギーレベル構造を詳しく調べ、振電相互作用等に関する有用な情報を得た。電子励起状態において変角振動が絡むとき振動‐電子相互作用が典型的な形で出現することを考え、昨年度は、A(010)‐X(000)バンド並びにA(010)‐X(010)バンドスペクトルの測定・解析を行い、A(010)状態の精密な分子定数を決定しこの状態での振電相互作用の有様を明らかにした。本年度は、外部共振器型ダイオードレーザー(平成6年度に購入)を本格的に導入し分光計測システムを整備してラジカル分光測定の精度の向上と効率化を図った上で、0.77μm波長領域のA(020)‐X(000)並びにA(001)‐X(000)バンドスペクトルを測定・解析し、A(020)状態及びA(001)状態におけるエネルギーレベル構造に関する詳細な情報を得た。本研究を通してCCOラジカルの電子励起A3II_i状態における振動‐電子相互作用について深い理解に達し得たと云えよう。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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