研究課題/領域番号 |
07221203
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
市川 熹 千葉大学, 工学部, 教授 (80241933)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1995年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 対話型自然言語 / 談話構造 / 抑揚モデル / 実時間 / 抑揚利用モデル / 対話理解モデル |
研究概要 |
抑揚情報を利用した対話音声言語理解モデル化の基本検討を行った。 (1)対話音声解析の為の設備の整備 ・前年度収集対話音声データの再現性ある解析可能な記憶装置の整備を行った。 (2)対話音声の談話構造の解析 ・前年度に収集した対話音声データの構造解析を行った。 確率的予測を行うことにより対話の予測制御を1/3乃至1/5に効率化出来る可能性が見いだされた。 (3)対話音声データの抑揚解析 ・前年度に収集した対話音声データの抑揚情報と(1)の構造解析の結果から、対話音声における抑揚情報のモデル化の検討を行った。 その結果、対数ピッチ周波数を実時間で折れ線近似し符号か符号化する男女共用モデルを提案した。 (4)抑揚情報利用対話音声理解モデルの基礎検討 ・(2)、(3)及び前年度実施した手話との比較基礎検討の結果に基づき、抑揚情報を活用した対話音声言語理解手法の基本検討を行い、そのモデル化を試みた。抑揚情報により発話の終了/継続の推定、および言い直しの位置推定を行うモデルである。
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