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HETE(高エネルギートランジェント観測実験)衛星を用いたγ線バーストの研究

研究課題

研究課題/領域番号 07222101
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関宮崎大学

研究代表者

山内 誠  宮崎大学, 工学部, 助手 (80264365)

研究分担者 吉田 篤正  理化学研究所, 宇宙放射線研究室, 研究員 (80240274)
高岸 邦夫  宮崎大学, 工学部・, 助教授 (80041060)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1995年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード観測 / 人工衛星 / トランジェント天体 / γ線バースト
研究概要

本年度我々は、HETE衛星がアメリカから高度550kmの地球周回軌道に打ち上げられるのに備え、搭載されたX線観測装置の機能試験・校正試験を行なうと共に、宮崎大学・工学部屋上への主地上局の設置を行なった。
X線観測装置は既にHETE衛星に組み込まれ、アメリカにおいて各種の試験が行なわれた。我々は最低限必要な場合を除き現地には出向かず、購入したワークステーションからインターネットを通じて直接衛星やX線観測装置の操作をしたり、現地での作業者に電子メールなどで指示を与えることにより、試験データの取得を行なった。また取得したデータは理化学研究所にア-カイブした。これらのデータを、購入したワークステーションにより解析することで、観測装置動作のための最適な条件や、観測装置のパフォーマンスを得ることが出来た。またこれらの結果を元に、軌道上で取得するデータを正しく評価・解析するためのソフトウェアも開発した。、
宮崎大学工学部への主地上局の設置に際しては、購入したデジタルマルチメータ等により設置機器の受け入れ試験や、各機器間の接続検査を行ない、全ての機器が正常に作動することを確認した。この主地上局については、郵政省の検査も終え、いつでも運用できる状態となった。
HETE衛星の打ち上げは平成8年度に延期されたが、衛星の運用と、衛星で取得するデータ処理の準備は整ったので、衛星打ち上げ後はγ線バーストの研究を、衛星で得られたデータだけではなく広く地上の観測機関と連絡を取り合い、共同で進めていく。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] A.Yoshida: "WIDE FIELD X-RAY MONITOR ON BOARD THE HIGH ENERGY TRANSIENT EXPERIMENT(HETE)" Astophysics and Space Science. 231. 463-466 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] S.H.Pravdo: "ASCA AND GRO OBSERVATIONS OF GX 301-2" Astophysical Journal. 454. 872-879 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] T.E.Strohmayer: "AN USUAL HIGH-ENERGY TRANSIENT" Astophysical Journal Letters. 445. 731-735 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] L.Angelini: "NEON LINE EMISSION IN THE X-RAY SPECTRUM OF THE PULSAR 4U 1626-67" Astophysical Journal Letters. 449. 41-45 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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