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液体Xe-TPCガンマー線望遠鏡による宇宙ガンマー線源の観測

研究課題

研究課題/領域番号 07222212
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関早稲田大学

研究代表者

菊池 順  早稲田大学, 理工学総合研究センター, 教授 (50063665)

研究分担者 柏木 利介  神奈川大学, 工学部, 講師 (40202006)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1995年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード宇宙ガンマ線 / 液体Xe-TPC / Xeガスの純化
研究概要

昨年製作を終えたプロトタイプの液体Xe-TPCを用いて基礎的なテストを行った。この結果をもとに改良すべき点を考慮してフライトモデルの設計を行い、製作に取りかかった。要約すると次の諸点である。
1)ワイア-電極の改良。ワイア-の振動による電気雑音を最小にするために、ワイア-を固定する方法を改良した。この結果ワイア-にかかる張力を上げることが可能になり、低域での振動を減少することができた。またさらにワイア-の間隔を3mmとすることができ、位置の分解能をさらにあげることが可能になった。
2)チェンバーの改造。前置増幅器の発生熱がワイア-に伝わるのを防ぐために、前置増幅器は断熱真空チェンバーの外に設置するように改造した。これに伴いワイア-への配線を最短にするための特注のフィードスルーを使用するための改造も行った。
3)電子回路の設計、製作。前置増幅器は消費電力の少ない、かつ小型のものを新しく設計し、制作中である。デギタル信号の処理部分はNASAにおいてすでに設計を終えて、現在製作中である。
4)ソフト。フライトモデル用のソフトウエアーの開発をおこない地上のシステムを用いてテスト中である。
5)真空装置。コロンビア大学の真空装置及び純化装置とのインターフェイスの製作を終えて、コロンビア大学においてテストを行い期待通りの結果を得た。この装置は気球フライト実験を行う現地の状況を考慮して製作した。
6)ニューハンプシャー州立大学のテレメトリーシステムとのインターフェイスの設計。
7)地上テストシステムの設計、製作。地上での総合テストを行うためのデーター受信装置とデーターのクイックルック表示などを行うためのものである。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] E. Aprile, et al.: "The LXeCAT Instrument for Gamma-Ray Astrophysics" Astronomy and Astrophysics, 23. 10. 1995,. (accepted). (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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