研究課題/領域番号 |
07228243
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
坂田 祥光 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (60029874)
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研究分担者 |
杉浦 健一 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (60252714)
今堀 博 大阪大学, 産業科学研究所, 助手 (90243261)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1995年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 分子集合体 / 超分子 / 電子移動 / 光応答分子 / 自己組織化単分子膜 |
研究概要 |
光合成反応中心を模した光応答分子の高秩序化した分子集合体の構築を目ざして以下の研究を行なった。1)光応答部分としてポルフィソンとC_<10>とを連結し、末端にチオール基を有する化合物を合成した。このものを清浄な全表面にS-Au結合を用いて結合させ、自己組織化単分子膜を作製した。この試料について光照射による光電流を観測した。現在さらに定量的評価を行なっている。2)両端にピリジル基を有するアクセプター分子をV型亜鉛ポルフィリンニ量体中に配位固定化しうる化合物を合成し、それらの超分子生成の生成定数を求めた。その結果約10dm^3mol^<-1>もの大きな値を示した。このことは溶液中でドナー部とアクセプター部とは優先的に超分子を形成していると結論された。さらに、この超分子は超分子内で効率よく電子移動を行なうことが確認できた。
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